10,000時間ひたすら英語で遊ぶだけでOK
10,000時間とはつまりどのくらいの期間なの!?
10,000時間と簡単に言っていますが、1日10時間英語に触れると仮定した場合、3年かかる計算です。
1日1時間では約30年かかります。
いきなり気が遠くなりそうですね。
通常の社会人であれば、1日24時間のうち、
- 仕事:8時間
- 睡眠:8時間
- その他:8時間
が基本の時間配分となりますが、仕事と睡眠以外にも色々と時間を使わなければならないでしょうから、頑張って捻出して1日5時間程度でしょうか。
1日5時間であれば5年で9000時間達成となります。
中学・高校で約1000時間は授業等で英語に触れているはずですので、9000時間達成で問題ありません。
いや、土日もやるぞ!という方は、平日に5時間、土日に10時間と仮定して計算すると、約4年で9000時間以上を達成できます。
え?平日に1日5時間、土日は1日10時間も英語の勉強をするの?絶対無理だし!
と思いましたか?
確かに「英語学習」なら無理です。想像しただけで吐きそうです。
でも、やることはあくまで「英語で遊ぶ」ことです。
「英語で遊ぶ」とは、例えば以下のようなことです。
- お気に入りの映画や海外ドラマを英語音声と英語字幕で見る
- お気に入りの漫画の英訳版を読む
- お気に入りのアニメの英訳版を見る
- 趣味に関する海外の雑誌やWEBサイトを読む
- 洋楽を聞いて歌いまくる
いかがでしょう?単語も文法も長文読解もやらなくていいんですよ?楽しそうじゃないですか?
ちなみに部長は趣味で漫画を描いているのですが、自分が描いた漫画を英訳してSNSに上げてたりします。最初は一言一言ネットで調べていましたが、最近は調べなくても自然な言い回しを書けるようになりました。さらに、英国人のキャラのために、UKのアニメを積極的に見て自然な言い回しを取り入れるようにしています。自分のキャラがブリティッシュ英語を話しているのを見ると本当に嬉しいものなんですよ。
こんな感じで、自分の趣味や興味と合致させれば意外なほど積極的に戯れるようになります。
身の丈に合ったレベルを選ぶ
ただし、自身のレベルが中学英語を理解するのがやっとなのに、調子こいて英字新聞なんかに手を出さないでください。
いや、出すのは勝手ですが、恐らく超意味不明で超つまらないです。
例えば、「サッカーが好きだからサッカーのニュースを読みたい!」なら良いですが、社会人のたしなみとして英字新聞くらいは・・・とか思っているならやめた方が無難です。かなりの確率で挫折します。いや、楽しいならいいんですけどね。
これは様々な専門家が提唱していることですが、5~8割理解できるくらいのレベルが理想です。英字新聞を読んで半分以上理解できるなら是非積極的に読んでいただきたいですが、そうでないならレベルと落としてください。カッコつけたところでクソの役にも立ちませんし、かえって遠回りすることになりません。
あなたが幼稚園児のときに太宰治や夏目漱石を読んで理解できていましたか?絵本や児童書、いや、コロコロコミックやボンボンを読んでいたのではありませんか?その感覚で選んでください。
部長が先ほど言ったUKのアニメも、現地の幼児向けのアニメです。幼児向けですが、ブリティッシュ英語の言い回しや発音がしっかり詰まっているので、ブリティッシュ英語を取り入れたい自分には十分すぎるほど楽しめています。
是非、自分の興味とレベルに合った英語媒体を見つけてください。そして決して勉強はしないでくださいね。「楽しい・面白い・なんとなくわかる」を最優先しましょう!